パソコンをよみがえらせるがリスクも大きい?最新レジストリクリーナー事情

2025年4月10日

レジストリクリーナーとは、レジストリ(Windows OSのコンピュータの設定に対する情報が管理されているデータベース)の容量がいっぱいになってしまった時にレジストリを整理整頓・最適化するソフトである。長年の使用で起動や動作が遅くなったパソコンが一気に若返る。しかし、システムの核心部分に手を入れるだけに不用意に使うとWindowsやアプリの動作に影響を与えてしまう可能性があるので、管理には徹底した注意が必要となっている。

それでもレジストリクリーナーを使用したい場合は、変更を加える前に、データの損失を防ぐためにレジストリをバックアップしよう。

次にWindows検索バーに「RegEdit」と入力し、「レジストリエディター」を選択して、レジストリエディターに移動する。開いたら、「ファイル」をクリックして「エクスポート」を選択して、現在のレジストリのバックアップを保存する。

次に、Windowsディスクのクリーンアップを実行して、一時的なファイルを削除し、スペースを解放する。検索バーに「ディスククリーンアップ」と入力し、選択し、クリーニングするドライブを選択する。ディスクのクリーンアップは、解放できるスペースの量を計算します。削除するファイルのすべてのボックスを必ず確認すること。

次に、「設定」、「アプリ」に移動する。ここでは、インストールされているアプリケーションのリストが表示される。サイズまたは日付でソートして、使用しなくなったプログラムを識別し、それぞれの[アンインストール]をクリックする。不要なプログラムを削除して、エントリがレジストリを乱雑にするのを防ぐ。

そして、CCleanerのような評判の良いレジストリクリーナーを使用して、エラーを自動的に修正し、時代遅れのエントリを削除する。

そもそもWindowsXP以前はデータ容量が少なかったのでレジストリクリーナーによるレジストリの整理で高速化は可能だったが、Windows10ではレジストリの容量に余裕ができたのでPC(パソコン)の動作環境に影響はほとんどない。だからわざわざレジストリクリーナーを利用してレジストリを整理する必要はなくなっているというのが今のWindowsの情勢となっている。