財務向け「Copilot for Finance」とは
「Copilot for Finance」は、Microsoftが提供するAIを活用した財務管理ツールであり、財務部門が日常的な作業に費やす時間を削減し、より戦略的な役割に集中できるようにすることを目指している。財務担当者が売上高の差異分析、回収の迅速化、未払いの請求書を追跡できるように支援するのが目的で、あらゆるものに生成AIの統合を目指す、同社の取り組みの一環となる。
マイクロソフトは、Copilot for Financeで次のようなことが自動化されると説明している。
1つ目は決算書などの確認である。従来は担当者が請求書や入金状況などの情報を集めて集計し、決算に間違いがないかなどをExcelの集計表などによって何度も確認する必要があったが、Copilot for Financeはこれらの手順を1回のプロンプトで実行でき、不整合などを発見すると関連する請求書なども提示してくれるため、担当者は速やかに対応できるようになる。
また財務諸表の異常値を検出し、異常値の原因などを特定する支援もCopilot for Financeに行わせることができる。
2つ目は未収金の対応だ。請求金額が期日を過ぎても入金されていない未収金を顧客ごとに集計し、担当者が督促すべき優先順位の高い顧客を提案。さらに、過去にその顧客とのやりとりがメールなどで残されていればその要約もERPに記録するなどし、未収金の対応を支援してくれる。
その他にも予算と実績の差異が何に起因するのか、といった質問にもCopilot for Financeが分析を行い、回答とそれに関連するファイルを提示してくれるため、ソースとなるデータを確認しつつ対応を検討できる。











