初心者向け・一から始めるAI分野の勉強方法~まず知っておくべき3つのポイント~
ChatGPTなど近年急激に進化している「AI」。そんなAIを仕事に活かしたい、扱える人材になりたいと考え、AIについて学ぼうとしている方のために、初心者のためのAI入門と題して、まず知っておくべき3つのポイントとして、AI分野の全体像や、自分が身につけたい技術、学びに必要な教材について解説する。これからAIについて学びたいと考えている方は、ぜひ参考にしてほしい。
まずAIとは何か~AI分野の全体像を知る~
初心者が最初に知るべきことは、「AI分野の全体像」である。
AIとは「Artificial Intelligence」の略であり、日本語では「人工知能」のことを指す。コンピューターを用いて人間のような思考や行動を実現するための仕組み全般を、まとめてAIと呼ぶ。
簡単に言うと、AIは人間の真似をするシステムのことであり、主にコンピューターに「解法=答え」を出させる本当に知能のある機械としての強いAIと、どのような式で答えが出せるのか、という「解法を考えること=答えの出し方」をコンピューターに考えさせるような、人間の知的な活動の一部と同じようなことをする弱いAIの2種類に分けられる。近年研究が進み、進化し、話題となっているAIは後者の技術であるので,人工知能の研究といっても,人間のような機械を作っているわけではないが、どのように問題を解決するのか、その方法まで含めてコンピューターに考えさせることで、より高度な人間の真似が可能になったため注目を集めている。
AI分野はとても広く、その中には探索、推論知識表現などといった基礎的なものからデータマイニング、ニューラルネット、ロボット、情報検索といった応用的なものまで様々な研究分野が含まれる。
AIの研究領域には何があるのか、どのようなものをAIと呼ぶのか、また自分が学びたいAIの領域は何か、まずはAIについて知ることから始めよう。
技術習得の最短経路を知る
AIの全体像をつかみ、自分の学びたい領域を絞ったら技術習得の最短経路を探ろう。AIについて学習するには、以下の2つが主な学習内容となる。
- プログラミングの習得
- ライブラリを使った理論学習
この2つのインプットとアウトプットを繰り返すことで、最短でAIを扱える人材になれるだろう。
まず、AIを扱うならディープラーニング(深層学習)(人間が手を加えなくてもコンピュータが自動的に大量のデータからそのデータの特徴を発見する技術のこと)や機械学習と呼ばれる分野を習得するのが不可欠である。プログラミングでは、これらに適した言語を選択しよう。具体的には、実際のAI実装で一般的に使われる人気言語であるPython(パイソン)がおすすめだ。
AIに適したプログラム言語では、AI関連のライブラリ(よく使われる機能や処理をあらかじめまとめたファイルのことで、活用することで記述の手間を省くことができる)が充実しており、手軽にAIを試すことができる。
プログラミングの習得とライブラリの活用、理論学習を進めていくことで、最終的には単独でのAI実装が可能な状態を目指す。
必要な教材を知る
習得したい分野と学習の経路がわかったら、必要な教材を集めよう。
AIを学ぶためにはプログラミングの習得とライブラリを使った理論学習が必要だが、参考となる教材がなければ何から手を付けて良いのかわからないだろう。AIの学習に最適な教材として、以下のようなものがあげられる。
- 参考書
- 学習用Webサイト
- 学習用スマホアプリ
独学の場合、参考書の選定はとても重要だ。自分にとってわかりやすいもの、また自分の学びたい領域について学べる内容のものを選んでほしい。また学習用Webサイトやスマホアプリも活用することで、有識者との情報交換ができたり理解を深めるための知識を増やしたりすることも可能だ。これらの教材を駆使して、効率的に学習を進めよう。
IT初心者のAI入門は、AI分野全体の把握から始まる。学びたい内容を絞り込んだら、あとは知識やスキルをどんどん深め、専門性を高めていこう。学生であれば、就活に向けてAIの基礎的な分野について知識をつけておくだけで、他の就活生と差をつけることができるだろう。
今後ますますの発展が予想され、人材の需要も高まると考えられるAI分野。そんなAI分野で活躍できる人材になり、希望する業界への就職を目指そう。












