より便利に!Copilot+ PC向けの専用機能徹底解説
Windows 11の最新バージョン「24H2」が2024年10月1日に一般リリースされた。(Arm版のCopilot+ PC向けには、2024年6月より先行リリース)これにより、Windows 11のサポート期間は2026年10月13日まで延長され、OS全体の機能向上が図られている。
更新プログラムはWindows UpdateおよびWindows Update for Businessを通じて提供されるため、ユーザーは設定次第で早期にアップデートを受け取ることが可能だ。Windowsは年1回の更新ポリシーを採用しており、「24H2」のリリースによって継続的なサポートとセキュリティーが強化され、使い勝手がよりアップする。
本記事では、Copilot+ PC向けの専用機能について解説していく。Copilot+ PCには40TOPS以上の高性能なNPUが搭載されており、AIを活用した高度な機能が提供されている。
Windows Search機能の強化
Windows Searchは、エクスプローラーや設定アプリ内で自然言語を用いてファイルを検索できるよう、大幅に機能が強化された。例えば、検索バーに「BBQ パーティー」と入力すれば、関連する写真を簡単に見つけ出すことが可能だ。この便利な新機能は、数カ月以内に導入される予定である。
Click to Doプレビュー機能
「Click to Do」機能は、Windowsキーを押しながらマウスクリックするだけで利用可能な、インタラクティブなデスクトップオーバーレイである。AIを活用してデスクトップ上の画像やテキストを認識し、ユーザーに適したアクションを提案する。
利用可能なアクションには、ビジュアル検索、背景のぼかし、要素の削除、テキストの要約や書き換えなどがあり、認識したテキストを直接テキストエディタで開くことも可能である。さらに、メールアドレスやURLを操作する機能も備えている。
「Click to Do」は元々「Snipping Tool」の機能を基にしており、デスクトップ全体に対応した拡張版と言える。今後数カ月にわたってアクションの拡充が予定されており、ユーザーの生産性向上が期待されている。
Recall機能の導入
この新機能は、デスクトップのスクリーンショットを定期的に自動撮影し、過去に閲覧した情報を検索できるようにするものであり、以前アクセスしたWebページや文書ファイル、コピーしたファイルなどの場所が分からなくなっても、OCRとAI技術を活用して解析することで、目的のデータを素早く見つけ出せるようになる。
Windows Studio EffectsのAI活用
この機能は、カメラやマイクのエフェクトをAI技術で処理する。例えば、ビデオ通話中の顔の明るさを自動調整し、ライティングの質を向上させることが可能だ。また、バックグラウンドの音声ノイズを除去する機能も備えている。これらのエフェクトは、ZoomなどのさまざまなWeb会議アプリケーションで利用できる。
超解像度ソリューションの導入
AIを活用した超解像度ソリューションが導入されている。この機能は、解像度が低い設定であっても、自動的に画質を補完し、調整を加えることで、より鮮明な映像を提供する。フレームレートを重視しつつ、レンダリング解像度を下げたゲームでも高い画質を維持できるため、ゲーム体験の向上が期待できる。
特に、Microsoftが検証済みのゲームタイトルでは、この機能が最初から有効になっており、プレイヤーはすぐに向上したゲーム体験を楽しめる。その他のゲームについても、Microsoftが提供するWebサイトで互換性データや機能の利用可能性を確認できるので、自分の環境に合わせて活用することができるだろう。
ライブキャプション機能
この機能は、PCで再生される音声を自動で文字起こしして、リアルタイムで44の言語から英語の字幕を表示する。動画や音声を再生する際に、自動で字幕が表示されるため、聞き取りにくい部分も見逃すことなく内容を理解できる。さらに、インターネット接続がない環境でも、翻訳機能を使用できるのが大きな特長だ。
ペイントアプリのAIコクリエイター機能と生成塗りつぶし機能
このAI機能により、手書きのイラストやテキストプロンプトを用いて、ユーザーの入力に基づくアートワークの生成が可能になった。ユーザーは簡単なスケッチを描くか、テキストプロンプトを入力するだけで、AIが創造的な画像を作成してくれる。創造性レベルを自由に調整できるスライダーによって、入力内容とAIの創造性のバランスを調整することも可能だ。
さらに、ユーザーは水彩画や油絵など、さまざまなスタイルオプションから好みのものを選択できる。このAIコクリエイター機能によって、ペイントアプリがより直感的で楽しいものになった。
また、ペイントアプリの「ジェネレーティブ削除」とも呼ばれるこの機能は、ブラシを使って指定した部分を消去することができる。さらに、AIレタッチ機能を使えば、オブジェクトを書き換えることも可能だ。
フォトアプリのImage Creator/Restyle Image機能
「Image Creator」ではプリセットやテキストプロンプトを使って自由に画像を生成できる。一方、「Restyle Image」を使えば既存の画像をお好みのスタイルに編集可能。これらの機能によって、ユーザーは直感的な操作で画像を思い通りに加工できるようになった。
フォトアプリ超解像機能
この機能は、AIによる超解像技術を利用し、解像度の低い古い写真を最大8倍までアップスケールすることができる。これにより、4K画質での表示が可能となり、古い写真も鮮明に見ることができるようになる。この技術では、オンデバイスAIを利用して、元のソース画像とアップスケール後の画像をリアルタイムで比較・補正しながら、画質の向上を図る。
より便利に進化していくCopilot+ PCからこれからも目が離せない。











