注目の学問分野・プロンプトエンジニアリング

プロンプトエンジニアリングとは、AIモデル(特に大規模言語モデル)に最適な指示(プロンプト)を設計し、望ましい出力を得るための技術である。AIに指示を具体的に伝えることで、より精度の高いアウトプットを提供し、ビジネスの意思決定や業務効率の向上に貢献する。

これからAIを使いこなしていくのが必須の時代が来るが、現状AIは曖昧な指示からこちらの思いを汲みとってはくれない。自分が今何をしていて、何をしようとしているのか思考をちゃんと整理した上で言語化し、背景や前提となる情報も与えてあげないと右往左往してしまうのは人間もAIも同じこと。

現状、プロンプトエンジニアになるために取得必須の資格というものはないが、関連する資格ならいくつかある。関連資格を取得することはプロンプトエンジニアになるために必要な知識やスキルを身につけるのに役立ち、就職・転職する際のスキルの証明になるだろう。本記事ではプロンプトエンジニアを目指す方におすすめの資格を5つ紹介する。

G検定

G検定は、AIのビジネスへの応用に関する資格で、AIの概念や技術、ビジネスモデルや戦略、社会的な影響や課題などを理解していることを証明するものである。G検定は日本最大のAI検定で、人工知能学会が運営している。G検定を取得すると、AIの専門家として認められるだけでなく、AIの学習にも役立つ。

G検定の試験は、AIの基礎から応用、倫理や法律まで幅広く出題される筆記試験で、年6回実施される。試験時間は2時間で、問題数は200問。合格率は約60〜70%となっている。

E資格

機械学習の実装スキルを持っていることを示すのがE資格である。日本唯一の機械学習検定で、日本ディープラーニング協会が運営している。E資格は、機械学習の基礎から応用までをカバーする資格で、初心者から中級者までのレベルに対応しており、機械学習の理論やアルゴリズム、実装方法などが出題される筆記試験である。E資格を取得すると、機械学習のプログラマーとして認められるだけでなく、機械学習の学習にも役立つ。

E資格の試験はG検定同様年に6回実施される。試験時間は2時間で、問題数は100問。合格率は約65〜75%となっている。

Python3エンジニア認定基礎試験

Python3エンジニア認定基礎試験は、Pythonの入門者向けの資格で、Pythonの基本的な構造や機能を理解していることを証明する。Pythonの文法やデータ型、関数、モジュール、クラスなどが出題される筆記試験である。Python3エンジニア認定基礎試験の資格を取得すると、Pythonのプログラミングに必要な知識を身につけることができる。

試験時間は1時間で、問題数は40問。合格率は約75%となっている。

Python3エンジニア認定データ分析試験

Python3エンジニア認定データ分析試験は、Pythonの中級者向けの資格で、Pythonを使ってデータを収集、加工、分析、可視化することができることを証明する。Pythonのデータ分析に関するライブラリやツール、手法などが出題される筆記試験である。Python3エンジニア認定データ分析試験の資格を取得すると、Pythonのデータ分析に必要な知識を身につけることができる。

試験時間はPython3エンジニア認定基礎試験同様1時間で、問題数は40問。合格率は約75%となっている。

PEP(Prompt Engineering Professional)

日本プロンプトエンジニアリング協会主催の資格で、2025年4月23日(水)より始動。生成AI時代に必須のプロンプトエンジニアリングの基礎知識を有することを証明できる検定試験である。

試験時間は60分、問題数は100問。CBT(Computer-Based Testing)試験というコンピュータを使って行われる試験形式をとっており、全国47都道府県に340ヶ所以上あるテストセンターで受験可能である。