Chromeの「隠し機能」でパソコンのクリーンアップ

Windows 版 Google Chrome にはアンチウィルスソフトと同じような、パソコン内部をスキャンしてウィルスを発見する隠し機能「Chromeクリーンアップ」が存在している。

このChromeクリーンアップで用いられているウイルス発見システムは、セキュリティ関連では有名な「ESET」が開発したもの。
ランサムウェアやトロイの木馬型ウイルスなどの、Googleが「好ましくないソフトウェア」と判断したあらゆるソフトが検出対象となっている。

今回はその手順を紹介する。
なお、クリーンアップには少し時間がかかる為、余裕のある時の実行をおすすめする。

1. アドレスバーに以下を入力。

chrome://settings/cleanup

2.「クリーンアップツール」のメニューが表示されたら、「検索」をクリックで開始。
 「Googleに詳細なレポートを提出する」は、デフォルトでオンになっているが、オフでもOK。

3. PC内の検索が開始。望ましくないソフトウェアの削除に関するメッセージが表示されたら、「削除」をクリック。

以上でクリーンアップが完了する。

ただし、こちらはオンデマンド型で稼働するものであり、一般的なアンチウイルスソフトのようにリアルタイムで攻撃を察知することはできないという点に注意。