ファイルメーカー(FileMaker) 取得関数・ステータス関数
取得関数FM7以降/ステータス関数FM7以前 | 説明 |
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Get(アカウント名) | アカウント名取得 説明 FileMaker による認証の場合、Get ( アカウント名 ) は、データベースファイルの現在のユーザによって使用されている認証アカウントの名前を返します。ユーザがデフォルトの「Admin」アカウントを使用している場合、Get ( アカウント名 ) は「Admin」を返します。ユーザがゲストアカウントを使用している場合、「[Guest]」を返します。 外部サーバー認証の場合、Get ( アカウント名 ) は、データベースファイルの現在のユーザによって使用されている認証アカウントの名前を返します。ユーザが属するグループの名前ではありません(グループの名前は、FileMaker Pro でアカウントとアクセス権を定義すると、[アカウント] の一覧に表示されます)。個々のユーザが複数のグループ(アカウント)に属する場合、ユーザのアクセスは、アカウントとアクセス権を定義するときに [表示順:] の [認証順] を選択して最初に表示されるグループ名によって決まります。 注意 現在の計算式に対してコンテキストを指定した場合、この関数はそのコンテキストに基づいて評価されます。それ以外の場合は、現在のウインドウのコンテキストに基づいて評価されます。 |
Get(アクセス権セット名) | アクセス権セット種 |
Get(アクティブフィールドテーブル名) | 現在のフィールドが属するテーブル名 説明 アクティブなフィールドのあるテーブルの名前(現在カーソルのあるフィールド)を返します。アクティブなフィールドがない場合、空の文字列が返されます。 注意 クライアント/サーバー環境およびピアトゥピア環境でのスクリプトの実行の詳細については、ホストマシンの計算の解決を参照してください。 例 現在のレイアウトに、「教員::名前」と「コーチ::名前」という2つのフィールドがあります。Get ( アクティブフィールドテーブル名 ) の結果を3番目のフィールドに返すスクリプトを作成すると、「教員::名前」フィールドをクリックしてからスクリプトを実行したときには「教員」が返され、「コーチ::名前」フィールドをクリックしてからスクリプトを実行したときには「コーチ」が返されます。 |
Get(アクティブフィールド内容)
Status(フィールド内容) |
カーソルが入っているフィールドの内容 戻り値のデータタイプ テキスト、数字、日付、時刻、タイムスタンプ、オブジェクト 説明 カーソルのあるフィールドの内容を返します。カーソルが繰り返しフィールド内にある場合は、アクティブな繰り返しの内容を返します。アクティブなフィールドの結果のタイプは、アクティブなフィールドのデータタイプおよび Get ( アクティブフィールド内容 ) 計算関数に割り当てられている結果のタイプに基づきます。 注意 クライアント/サーバー環境およびピアトゥピア環境でのスクリプトの実行の詳細については、ホストマシンの計算の解決を参照してください。 例 カーソルが「名前」フィールドにあり、そのフィールドに「店」というデータが含まれている場合、「店」を返します。 このような計算式は、スクリプトの進行にともなって複数のフィールドのデータを確認する場合にスクリプトで使用すると便利です。 |
Get(アクティブフィールド名)/Status(フィールド名) | カーソルが入っているフィールド名 説明 現在カーソルのあるフィールドの名前を返します。 注意 クライアント/サーバー環境およびピアトゥピア環境でのスクリプトの実行の詳細については、ホストマシンの計算の解決を参照してください。 例 カーソルが「国」フィールドにある場合、「国」を返します。 |
Get(アクティブ繰り返し位置番号)
Status(繰り返し位置番号) |
現在の繰り返し位置 説明 繰り返しフィールドのアクティブな繰り返し(現在カーソルのある繰り返し)を表す数値を返します。最初の繰り返しは1です。現在のフィールドが繰り返しフィールドでない場合は、「1」を返します。 注意 クライアント/サーバー環境およびピアトゥピア環境でのスクリプトの実行の詳細については、ホストマシンの計算の解決を参照してください。 例 カーソルが繰り返しフィールドの5番目の繰り返しにある場合、「5」を返します。 |
Get(アクティブ修飾キー)
Status(修飾キー) |
押されている機能キー 説明 ユーザが押したキーボードの修飾キー(Ctrl+Shift など)を表す番号を返します。この番号は、押されたそれぞれの修飾キーに対応する値を合計することにより求められます。それぞれのキーに割り当てられている値は次のとおりです。 Shift(Windows)と shift(Mac OS)= 1 Caps Lock = 2 Ctrl(Windows) と control(Mac OS) = 4 Alt(Windows) と option(Mac OS) = 8 (Mac OS) = 16 注意 クライアント/サーバー環境およびピアトゥピア環境でのスクリプトの実行の詳細については、ホストマシンの計算の解決を参照してください。 例 Windows の搭載されたコンピュータで Shift+Alt を押すと、「9」が返されます。 [OK] ボタンと [キャンセル] ボタンを表示する [カスタムダイアログを表示] スクリプトステップが含まれるスクリプトでこの関数を使用すると、ユーザが Alt キー(Windows)または option キー(Mac OS)を押しながら [OK] をクリックした場合に特別な操作を実行することができます。 |
Get(アクティブ選択サイズ) | 選択中の文字数 説明 選択されている文字数を表す数値を返します。何も選択されていない場合は、「0」を返します。 注意 クライアント/サーバー環境およびピアトゥピア環境でのスクリプトの実行の詳細については、ホストマシンの計算の解決を参照してください。 例 4つの文字が選択されている場合、「4」を返します。 |
Get(アクティブ選択位置) | 選択範囲の先頭位置 説明 選択されているテキストの開始文字を表す数値を返します。テキストが選択されていない場合は。カーソルの現在の位置を返します。 現在のデータベースファイルで複数のウインドウが開いている場合は、一番手前のウインドウの結果のみが返されます。 注意 クライアント/サーバー環境およびピアトゥピア環境でのスクリプトの実行の詳細については、ホストマシンの計算の解決を参照してください。 例 選択範囲が文字5で開始する場合、「5」を返します。 |
Get(アプリケーションバージョン)
Status(アプリケーションバージョン) |
FileMakerの種類とバージョン 説明 FileMaker アプリケーションおよびそのバージョンを表すテキストを返します。 FileMaker Proの場合、「 Pro (バージョン)」 を返します。 FileMaker Pro Advancedの場合、「 ProAdvanced (バージョン) 」を返します。 FileMaker Runtimeの場合、「 Runtime (バージョン) 」を返します。 FileMaker Web Clientの場合、「Web (バージョン) 」を返します。 FileMaker Web Serverの場合、「Server (バージョン) 」を返します。 意 クライアント/サーバー環境およびピアトゥピア環境でのスクリプトの実行の詳細については、ホストマシンの計算の解決を参照してください。 例 FileMaker Pro 8.0v1 の場合、「Pro 8.0v1」を返します。 |
Get(アプリケーション言語) | 使用中の言語 説明 アプリケーションの現在の言語を示すテキストを返します。返されるテキストは英語です。 FileMaker Pro がサポートしている言語は、次のとおりです。 英語 フランス語 イタリア語 ドイツ語 スウェーデン語 スペイン語 オランダ語 日本語 注意 クライアント/サーバー環境およびピアトゥピア環境でのスクリプトの実行の詳細については、ホストマシンの計算の解決を参照してください。 例 現在のアプリケーション言語が日本語の場合、「Japanese」を返します。 |
Get ( デスクトップパス ) | 現在のユーザのデスクトップフォルダへのパスを返します。 説明 Windows の場合、パス形式は /ドライブ:/Documents and Settings/ユーザ名/デスクトップ/ です。Mac OS の場合、パス形式は /ボリューム名/Users/ユーザ名/Desktop/ です。 注意 クライアント/サーバー環境およびピアトゥピア環境でのスクリプトの実行の詳細については、ホストマシンの計算の解決を参照してください。 例 John Smith という名前のユーザが使用する Windows では、「/C:/Documents and Settings/John Smith/デスクトップ/」を返します。 John Smith という名前のユーザが使用する Mac OS では、「/MacintoshHD/Users/John Smith/Desktop/」を返します。 |
Get(ウインドウデスクトップ高さ) | 画面の有効部分高さ |
Get(ウインドウデスクトップ幅) | 画面の有効部分幅 |
Get(ウインドウモード)/Status(モード) | 現在の表示モード |
Get(ウインドウ高さ) | ウインドウの高さ |
Get(ウインドウ左位置) | ウインドウ左端座標 |
Get(ウインドウ上位置) | ウインドウ上端座標 |
Get(ウインドウ内容高さ) | ウインドウ内寸高さ |
Get(ウインドウ内容幅) | ウインドウ内寸幅 |
Get(ウインドウ表示) | ウインドウ表示の有無 |
Get(ウインドウ幅) | ウインドウの幅 |
Get(ウインドウ名) | ウインドウの名前 |
Get(エラー処理状態) | 「エラー処理」スクリプトの設定状態 |
Get(システムIPアドレス) | IPアドレス一覧 |
Get(システムNICアドレス) | NICのハードウェアアドレス一覧 |
Get(システムバージョン)/Status(システムバージョン) | OSのバージョン |
Get(システムプラットフォーム)/Status(プラットフォーム) | OSの種類 |
Get(システム言語)/Status(言語) | 使用中の言語 |
Get(スクリーン高さ)/Status(スクリーン高さ) | 画面の縦サイズ |
Get(スクリーン深さ)/Status(スクリーン深さ) | 画面の色数 |
Get(スクリーン幅)/Status(スクリーン幅) | 画面の横サイズ |
Get(スクリプト引数) | 実行中スクリプトの引数 |
Get(スクリプト名)/Status(スクリプト名) | 実行中のスクリプト名 |
Get(ステータスエリア状態)/Status(ステータスエリア) | ステータスエリアの表示状態 |
Get(ソート状態)/Status(ソート状態) | ソートの状態 |
Get(タイムスタンプ) | 現在のタイムスタンプ |
Get(ネットワークプロトコル)/Status(ネットワーク) | 使用中のネットワークプロトコル名 |
Get(ハイコントラスト状態)/Status(ハイコントラスト) | ハイコントラストのオン・オフ |
Get(ハイコントラスト色) | ハイコントラスト用の色名 |
Get(ファイルサイズ)/Status(ファイルサイズ) | データベースのファイル容量 |
Get(ファイルパス)/Status(ファイルパス) | データベースのファイルパス(file:/C:/Program Files/frontier/frontier.fp7) |
Get(ファイル共有状態)/Status(ファイル共有状態) | ファイルの共有状態 |
Get(ファイル名)/Status(ファイル名) | 現在使用中のデータベース名 |
Get(プリンタ名)/Status(プリンタ名) | プリンタ名 |
Get(ページ番号)/Status(ページ番号) | 現在のページ番号 |
Get(ポータル行番号)/Status(ポータル行) | 選択中のポータル行数 |
Get(ホストのタイムスタンプ) | サーバ側PCの日時 |
Get(ホスト名)/Status(ホスト名) | 元データベースのあるパソコンの名 |
Get(ユーザによる強制終了許可状態) | スクリプトでの強制終了許可状態 |
Get(ユーザ数)/Status(ユーザ数) | 現在アクセスしている人数 |
Get(ユーザ名)/Status(ユーザ名) | FileMakerを起動しているユーザの名 |
Get(レイアウトアクセス)/Status(レイアウトアクセス) | 現レイアウトにアクセスできるか |
Get(レイアウトテーブル名) | レイアウトが属するテーブル名 |
Get(レイアウト数)/Status(レイアウト数) | 現在のデータベースにあるレイアウトの総数 |
Get(レイアウト番号)/Status(レイアウト番号) | 何番目のレイアウトか |
Get(レイアウト表示状態)/Status(表示形式) | 表示形式の状態 |
Get(レイアウト名)/Status(レイアウト名) | 現在のレイアウト名 |
Get(レコードID)/Status(レコードID) | 現在のレコードID |
Get(レコードアクセス)/Status(レコードアクセス) | 現レコードにアクセスできるか |
Get(レコード総数)/Status(レコード数) | データベース内のレコード総数 |
Get(レコード番号)/Status(レコード番号) | 現在のレコード番号 |
Get(レコード編集回数)/Status(レコード編集回数) | レコード作成後の編集回数 |
Get(拡張アクセス権) | アクセス権状態 |
Get(計算式繰り返し位置番号) | 現在の繰り返し位置 |
Get(検索条件数)/Status(検索条件数) | 現在の現在の繰り返し位置(計算フィールドで仕様可) |
Get(最終ODBCエラー)/Status(ODBCエラー) | ODBC実行後のエラー |
Get(最終エラー)/Status(エラー) | 直前に発生したエラーの番号 |
Get(最終メッセージ選択)/Status(メッセージ選択) | メッセージを表示スクリプトの操作結果 |
Get(時刻)/Status(時刻) | 現在の時刻 |
Get(対象レコード数)FM7以降/Status(対象レコード数)7以前 | 現在対象となっているレコード数 |
Get(日付)/Status(日付) | 現在の日付 |
Status(Web共有) | Web共有のオン・オフ |
Status(グループ) | 現在のユーザーが属するグループ |